お世話になっております。
月宮龍です。
皆さんにとって「発熱」はどんな思い出ですか?
多くの人は辛い、だるい、早く治したい…
そんなネガティブなイメージを持つのではないでしょうか。
しかし私にとっての発熱は、人生観を大きく変える、ある不思議な体験と繋がっています。
それは、忘れもしない幼い頃のこと。
いつものように発熱した私は、薬も効かないほどの高熱にうなされていました。
意識が朦朧とする中、私の目の前に奇妙な光が現れ始め…
そして、気づいた時には見たこともない場所にいたのです。
それはまるで天国のような、言葉では言い表せないほど美しい世界でした。
一体、あの時私はどこへ行ってしまったのか? 何を見たのか?
今回は、子供の頃に高熱でうなされていた私が体験した「あの世」のお話です。
すべては熱から始まった
あの不思議な体験は、私がまだ幼かった頃、忘れもしない夏の日の出来事でした。
セミの声がうるさく響く真昼間、私はいつものように家の前で元気に遊んでいました。
しかし遊びに夢中になりすぎたのか、だんだんと体がだるく、頭がガンガンと痛み始めました。
人生で一番つらい!? あの日の地獄のような子供の頃に起こった発熱体験
家に帰り熱を測ってみると、なんと40度近い高熱でした。
母は驚き慌てていましたが、私は熱のせいで何も考えられず、ただただベッドに倒れ込みました。
それからが本当に地獄でした。
高熱のせいで体は鉛のように重く、視界はぼやけ、意識は朦朧とするばかり。
何度か意識が途切れる中で、奇妙な夢を見ているような、見ていないような、そんな不思議な感覚に襲われていました。
母が冷たいタオルで顔を拭いてくれたり、水を飲ませてくれたりするのですが、それもほんの一瞬だけ楽になるだけで、すぐにあの耐え難い苦しみが戻ってくるのです。
「もうダメかもしれない…」
子供心にそんな恐ろしい考えが頭をよぎるほど、壮絶な発熱体験でした。
薬も効かない…意識が朦朧としてきた時に見た「光」
どれだけの時間が経ったのでしょうか。
何度目かの意識が戻った時、私の視界に飛び込んできたのは、今まで見たこともないようなまばゆい光でした。
それは例えるなら、何千もの蛍が集まったような、それでいてまるで吸い込まれそうなほど優しい光。
意識が朦朧としている中で、その光だけがはっきりと見え、不思議な安心感に包まれました。
「あれは何だろう…?」
熱でぼーっとする頭で、なんとかその光に手を伸ばそうとしてみたのを覚えています。
気づいたら不思議な場所に…そこは私が見たことのない世界だった
そして次の瞬間。
私はなぜか見慣れない場所に立っていました。
そこはどこまでも続く青い空と、緑が生い茂る草原が広がる、まさに楽園と呼ぶにふさわしい場所。
心地よい風が吹き抜け、美しい鳥のさえずりが響き渡り、現実の世界とは思えないほどの美しさにただただ圧倒されていました。
「ここは…どこ?」
そう呟いた時、私の目の前に、まばゆい光を放つ存在が現れたのです。
あの世ってこんな感じ!? 子供の頃に体験したリアルすぎた体験談
目の前に広がる光景があまりにも美しすぎて、しばらくの間、私はただ立ち尽くしていました。
目の前に広がる絶景! まさに楽園と呼ぶにふさわしい場所
どこまでも高く澄み渡る青い空からは優しい光が降り注ぎ、緑鮮やかな草原には色とりどりの花々が咲き乱れています。
小鳥たちは美しい歌声を響かせながら自由に空を舞い、小川には透き通った水がサラサラと流れ、その音を聞いているだけでも心が洗われていくようでした。
「まるで夢みたい…」
思わずそう呟くと、どこからともなく心地よい風が吹き、私の頬を優しく撫でていきました。
優しい光に包まれて…そこで出会った存在との会話
「ここはどこ…? 死んでしまったの…?」
不安な気持ちで問いかけると、まばゆい光の中からひと際強く輝く光が現れ、私の前に降りてきました。
「心配しなくていいのですよ。あなたはまだ死んではいません」
その光は、まるで私の心の中を見透かすかのように、優しく語りかけてきました。
「ここはあなたが住む世界とは違う、魂の世界。
あなたは今、魂の状態となって、こちら側に来ているのです」
魂の世界…?
その言葉に当時の私は驚きを隠せませんでした。
しかしなぜか恐怖心はなく、むしろその光の存在に不思議な安心感を覚えていました。
あの世の本当の姿? 私が見て聞いて感じたこと
光の存在は、私に様々なことを教えてくれました。
「この世界には時間や空間、そして苦しみや悲しみといったものは存在しません。
ここでは誰もが永遠の命を持ち、愛と平和に満ち溢れています」
そして光の存在はこうも言いました。
「あなたは今、人生の岐路に立っています。
どちらの道に進むのかは、あなた自身の選択次第です」
その言葉の意味を理解することはできませんでしたが、私はなぜか、その言葉に深く頷いていました。
子供の頃に起こった発熱体験を通して変わった私の価値観
まばゆい光に包まれながら魂の世界で過ごした時間は、ほんの数分だったのかもしれません。
しかし私にとってはとても長く、そしてとても貴重な時間でした。
死ぬのが怖くなくなった…あの世とのつながりを感じて
再び目覚めた時、私はいつものように自分の部屋のベッドに横たわっていました。
「あれは…夢だったのかな…?」
あまりにもリアルな体験だったので、しばらくの間は現実なのか夢なのか、判断がつきませんでした。
しかし体が軽くなったような、心が洗われたような、不思議な感覚が確かに残っていたのです。
不思議なことに高熱はすっかり引いており、それまで苦しんでいたのが嘘のようでした。
まるで魂の世界で癒されてきたかのように。
あの体験以来、私は死に対して必要以上に恐れる気持ちがなくなりました。
なぜなら死んだ後も、魂はあの美しく平和な世界へと還っていくのだと、心の底から信じることができたからです。
生きる意味を見つめ直す、きっかけをくれた発熱体験
そして同時に、今を大切に生きることの大切さを実感しました。
光の存在は「あなたは今、人生の岐路に立っています」と私に告げました。
その言葉の意味を、私は日々の人生の中で考え続けています。
「私は一体、どんな人生を歩みたいのだろう?」
「私にできることはなんだろう?」
日々の選択、出会う人々、そして、自分自身の心の声…
それらすべてが私の人生という名のタペストリーを織りなす大切な糸になるのだと、あの体験を通して気づかされたのです。
これを読んでいるあなたへ、大切なのは「今」を生きること
「あの世」や「魂」といった話は、信じられないと感じる方もいるかもしれません。
しかしあの発熱体験を通して、目には見えない世界の存在を、そして私たち人間もまた、魂という大きな存在の一部なのだということを、心の底から実感したのです。
そして今この瞬間を大切に生きること、周りの人々に優しくすること、自分自身の魂の声に耳を傾け、心のままに生きていくことの大切さを改めてかみしめています。
もしもあなたが今、人生の岐路に立っていたり、何かに行き詰まりを感じているとしたら、少しだけ立ち止まって自分自身の心と向き合ってみてください。
きっとあなたの魂が進むべき道を教えてくれるはずです。
おわり
ここまでお読みいただき、ありがとうございました
幼い頃の高熱という非日常がきっかけで訪れた魂の世界。
そこで見たもの、感じたことは今も鮮明に私の記憶に残っています。
あの世の存在や魂の概念は、もしかしたら信じがたいと感じる方もいるかもしれません。
ですがもしもこの体験談を通して、ほんの少しでも「あの世」や「魂」といった世界に興味を持っていただけたら嬉しいです。
そしてこの記事が、あなたの心を少しでも軽くし、明日を生きる活力へと繋がることを願っています。
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